情報システム部門の実務を強力に支援
情報システム部業務完全マニュアル
佐藤勝尚(編著)
日本コンサルタント協会 取締役

1945年生まれ。慶應義塾大学大学院経営管理研究科卒。京セラ(株)を経て、日本コンサルタント協会へ。現在、マネジメントコンサルティング本部 取締役本部長として第一線で活躍中。専門は、情報システム戦略、ロジスティクスシステム、事業・製品戦略。特に、事業戦略展開のための情報システムの構築・運用、情報マネジメントには定評がある。
日本コンサルタント協会は1961年創設。ヒューマン・キャピタルの効果的開発を目標とするシステムづくりと、コンサルティング・トレーニングによる実践的指導を行い、実績は1,000社に上る。
中谷史郎(著)
1936年生まれ。早稲田大学第一法学部卒。日本金属工業(株)にて事務合理化推進チーム・リーダー、情報システム部長を経て、現在、経営コンサルタントとして活躍中。専門は、情報システムの構築指導、業務改革・改善。
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●発刊: 99年5月12日
●A4判・458頁・特製バインダー装丁
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●今、求められている新たな役割業務内容を明確に提示・解説しています。

●広範囲にわたる情報システム部門の業務を全面支援。業務の質が高まります。

●情報システム部門の機能を徹底強化するための業務マニュアル。会社に1冊必備の資料です。

本書の特長と使い方

1 情報システム部門の役割はかつてなく大きくなっています。

 

 

先刻ご承知のとおり、情報システム部門をとりまく環境は、EUCやインターネットに代表されるように多様で複雑化してきています。情報活用の功屈が企業競争力を大きく左右する今、情報システム部門はどのような役割を果たし、どのような機能を発揮していけばいいのか?本書では、情報システム部門の基本機能を「経営活動と経営資源を情報活用によって直接支援する」ものと規定し、そのための具体策を明確に提示しています。

2 情報システム部門の新たな役割と業務内容を具体的に解説します。

 

 

本書は、コンピューターの技術書ではありません。上記のように経営管理的側面から、情報システム部門の機能と役割を提示し、それを具体的にどう業務として展開するのかをマニュアル化したものです。広範囲にわたる情報システム部門の業務を全面的にカバーし、実務ノウハウを具体的に解説した本書は、業務の質を高め、経営に寄与できる情報システム部門をつくるための格好の手引書となっています。

3 ISO9000に対応した「品質文書」のモデル事例も同時収録。

 

 

加えて本書では、ISO9000を導入・取得する企業が急拡大している現実を踏まえ、情報システム部門としてこれに効率的に取り組むことができるよう、「品質文書」のモデル事例もふんだんに収録しました。本書に収録したモデル事例を手本にすれば、情報システム部門のISO文書が容易につくれます。

4 情報システム部門の機能を徹底強化するために、会社に1冊 本書必備!

 

 

このような本書があれば、経営層はじめ各部門から情報システム部門に寄せられる期待に、より的確に応えていくことができるものと確信しています。情報システム部門の機能を徹底強化するために、情報システム部門の課題・問題に的確に対処していくために、是非とも本書をご活用下さい。

本書の内容・目次

第1部
業務マニュアル 編

 
1 企業経営と情報システム部門
1
経営に求められる情報変革
2
情報技術の活用が利用部門にもたらした変化
3
業務のプロの重要性
4
情報・通信技術の急速な発展・統合と情報システム部門へのインパクト
5
経営者から見た情報システム部門への役割期待
6
利用部門から見た情報システム部門への期待
7
情報システム部門の合理化の方向
8
情報システム部門に対する誤解の解決
9
情報技術活用効率化の基本
10
経営情報システムの構造
11
情報システム基本計画
12
情報システム部門の新たな役割
13
アウトソーシングの有効性の検証
14
事務センター構想への挑戦

2 情報システムの開発・運用
1. 情報システムの開発アプローチ
(1) 経営戦略を反映した情報システムの開発
(2) トップマネジメントによるシステム開発の先導
(3) 情報システムの設計  トップダウンアプローチとボトムアップアプローチ
2. 情報システムの構造開発
(1) 構造化の概念
(2) 情報システムの構造開発手順
●企画局面 ●設計局面 ●製造局面 ●実施局面
3. 意志決定支援システムの開発
(1) 経営情報システムから意志決定支援システムへ
(2)
経営情報システムの構造
(3)
情報システム基本計画
(4)
情報システム部門の新たな役割
(5)
アウトソーシングの有効性の検証
4. 戦略的情報システムの開発
(1) 戦略的情報システムについて
(2) 戦略的情報システムの概念
(3) 戦略的情報システムが求められる背景
(4) 戦略的情報システムの開発領域
(5) 情報ネットワーク化と戦略的情報システム
5. サプライチェーン・マネジメント(SCM)を支援する情報システム
(1) サプライチェーン・マネジメントのコンセプト
(5) サプライチェーン・マネジメントと情報技術の活用
(3) サプライチェーン・マネジメントソフトの特徴

3 EUC/EUD推進と情報リテラシーの向上
1. EUC/EUDの推進と情報システム部門の役割
(1) EUC/EUDの背景
(2) EUC/EUDの特徴
(3) 基幹系システムと情報系システムの違い
(4) EUC/EUDの定義の再整理
(5) EUDのメリット
(6) EUDのデメリット(危険性)
(7) EUC/EUD推進における役割
2. クライアント/サーバーシステム(C/S)の活用
(1)
C/Sシステムの特徴
●利用者からみた「自由」
●情報システム部門からみた「全員対象」
(2)
C/Sシステムの特徴が生きる業務領域
●利用部門から見た適用業務領域
●情報システム部門から見た適用業務領域
(3)
業務への活用における留意点
●利用部門における隙間業務への適用
●情報データベース/ワークフロー業務への適用
(4)
C/Sにおける情報システム部門長の責務
3. EUCの促進と運営
(1) EUCの究極の目標
(2) EUC推進・運営のポイント
(3) 標準化の徹底した推進
●標準化徹底が必要な理由 ●標準化の内容
●標準化徹底のための方策
(4) 情報リテラシー研修の実施とヘルプデスク・サポート
●情報システム部門の風土と利用部門研修
●情報システム部門と利用部門の役割分担
(5) 利用部門における中核メンバーの確保と育成
●中核メンバーの必要性と役割
●中核メンバー活用のポイント
●中核メンバー人選の留意点
(6) 「使いやすい環境の整備」と活用のための啓蒙
●日常の問題解決に十分条件が満たせない定型情報
●大量の生データの提供に戸惑う利用部門
●情報システム部門の役割とヘルプデスクの人選
4. 情報リテラシーの期待レベル
(1) 情報リテラシーの修得対策
(2) 情報リテラシー向上策のポイント
●キーボード・アレルギーの誤解を解く
●コンピュータ・リテラシー優先との誤解を解く
●「無駄な仕事」の着眼点
5. ヘルプデスク機能と情報センターの充実
(1) ヘルプデスク機能の内容と充実策
●企業内ヘルプデスクの主任務
●社内・社外ヘルプデスクの相違
●教育投資は成果直結が原則
(2) 情報センター機能の内容と充実
●企業内情報センターの役割
●企業内情報センターの主任務
●蓄積されているデータに関する情報の提供
●データ使用上の注意情報の提供
●利用部門に最適な情報データベースの提供
(3) 利用部門の職場を舞台とした活動

4 企業経営と情報システム部門
1 ネットワーク・システム開発の狙い
2 電子メール・電子掲示板等導入の狙い
(1) 情報共有とは「情報公開」
(2) 情報システム部門の役割認識
(3) 組織・風土の変革
3 多種多様なネットワークとグループウェア
(1) ネットワーク機能の発展とグループウェア
(2) グループウェアの機能
(3) グループウェア有効活用の条件
(4)
社外との接点を持ったネットワーク

5 情報システムの開発投資と評価
1. 投資成果の定量把握の工夫
(1) 聖域ではなくなった情報化投資
●情報システム部門の「甘え」
●これからの情報システム開発と定量効果
●極限まで企業利益への寄与を追求する
(2) 定量効果目標の設定
●直接寄与から間接寄与への移行
●定量効果の目標設定による効果
(3) 成果算定の工夫
●定量効果算定の指導
●オフィス部門に潜む「無駄」は分単位の集積
●効果の定量化は出来るが工夫が必要
●関連部門との共同検討
●効果の相対比較は、定量表現手法
(4) 企業の独自戦略を支える情報システムの開発
●戦略策定のプロセスからの参画
●利用部門の発想の弱点を補完
2. 情報化投資評価のルール化と運営
●情報化投資評価の実態と問題点
●投資企画・事前評価・事後評価
●情報システム部門長の責任と権限
●事後評価が定着しない理由
3. 意思決定のための事前評価
(1) 事前評価の必要性
●権限委譲が招く事前評価の「甘さ」
●目標達成のツールを構成するパソコン
(2) 事前評価と成果実現を確実にする企画書作成
●企画書の構成項目と内容 ●一般的企画書との相違
(3)
企画書作成上の注意点
●スケジュールの作成
●効果と情報システムの寄与度検討
(4)
企画書作成を要するシステム規模
4.
達成度評価による確実な成果の確保
●事後評価の検証対象
●情報システム開発の有効性立証の場
●情報システムの評価の中心
5.
投資の構成要素
(1) 投資の構成要素
(2) ハード導入に伴うコスト
●センターマシンの過剰能力
●過剰能力の消費もコストに算入
●ハードの導入に伴う運用ソフトのコスト
(3) アプリケーション開発に必要とするコスト
●ソフト開発コストの見積精度
●社内コストの取り扱い
(4) 外部委託によるコスト
●コンサルタント費用 ●ソフト開発の外注委託費用
(5) ネットワーク関連のコスト
(6) 教育・支援サービスのコスト
6. 効果の算定
(1) 効果と投資の発生時期のタイムラグ
(2) 利益率の算定
(3) 定性効果の位置付け
(4) 定量効果不足の対応

6 プロジェクト管理
1. 情報システム開発とプロジェクト管理
(1) プロジェクトの編成
(2) プロジェクト・メンバーの人選
(3) プロジェクトの進捗管理
2. 外注管理
(1) 外注管理の基本的考え方
(2) 外注委託の形態
(3) 外注委託のポイント

7 情報システム部門の新たな機能と運営管理
1. 情報システム部門の新たな機能
(1) 情報システム部門の新たな機能と総務部門との関連
●「事務合理化」の推進役
●通信・事務機器はすべて情報機器として扱う
●情報システム部門の重要任務
(2) 情報システム部門の組織
(3) 情報システム部門の業務分掌
2. 情報システム部門の基本計画策定と管理
(1) 役割変化に伴う企業戦略とのリンク強化
●利用部門との連携強化
●インフラ整備止まり=「便利さ」提供止まり
●日常からの連携による信頼関係構築
(2) 情報システム部門基本計画の構成
●企業戦略・部門戦略をサポートする情報システム化計画
●情報活用力強化計画 ●情報システム部門の独自計画
(3) 情報システム化計画の内容項目
●5W1Hの網羅 ●表現上の留意点
(4)
情報システム化計画の進捗管理
●手段・方策のブレークダウン
●阻害要因対策の検討・実施
(5)
情報システム部門の具体的計画作成
3.
要員管理と人材育成
(1) 情報システム部門の部門特性
●技能の習得期間 ●最初の配属年齢
●専門要員の確保
(2) 人材育成のポイント
●単年度計画の個々人目標のへのブレークダウン
●育成する能力と育成対策の具体的な明示
(3) 情報システム部員に期待される能力
●問題点を発掘・形成する能力
●企画・提案と部門間調整
●プレゼンテーション能力
●情報技術に関する能力
(4) 情報システム部門要員管理のポイント
●専門要員について ●外注要員の有効活用
●計画的ローテーション実施
4. システム運用部門の管理
(1) 運用部門の立場
●運用部門は利用部門の第1工程 ●運用部門の任務
●要員確保の深刻化
●情報システム部門の中でも高い専門性
(2) 運用部門の業務内容
(3) 運用部門の運営の留意点
●運用部門は独立部門である
●最も改善点の多い運用部門
●トラブル・フォローの責任明確化
●受入審査の徹底による主体性の維持
5. 設備管理
(1) センターマシン関連の設備管理
●必要な処理結果の出力時間 ●レスポンス・タイム
●利用部門でのJOB投入から出力までのリードタイム
(2) 一般事務機器の設備管理
(3) パソコンを中心とした情報機器の管理
6. 運営経費管理
(1) 経費管理の考え方
(2) 会社情報システムの運営経費管理
●年間の発生費用で把握する
●リース契約解除=保守契約解除の誤解
(3) 課金制度の導入と効果
●経費配賦の基本的考え方 ●OA関連費用の負担
●センターマシン中心の費用の負担 ●費用配賦の進め方
7. 生産性と品質の管理
(1) 品質管理
●利用部門におけるデータの正しい入力
●ソフト修正時の十分なテストの管理
●開発担当から運用担当への業務移行の管理
●オペレーション管理
●メーカー提供のハード/ソフト及び通信の障害管理
(2) 情報システム開発の生産性管理
8. 情報技術・情報システムの調査研究
(1) 世の中に氾濫する情報技術・情報システムの情報
●氾濫情報の実態 ●入手を要するこれからの情報
●情報収集のポイント
(2) メーカー・ソフトハウスとの関係づくり
(3) コンピュータ・ユーザー会の活用

8 セキュリティー管理
1. 情報環境変化とセキュリティ対策
(1) 環境変化に伴う新たな脅威
●セキュリティ対策の対象範囲拡大
●コンピュータ設置場所のオープン化
●大量データの一括漏洩の危険性増加
●ネットワーク化による社外との接点増加
(2) 新たに加わるセキュリティ対策の視点
2. 情報システムの構造開発
(1) セキュリティ対策の基本
(2) 「安全性」と「信頼性」
3. センターマシンを中心としたセキュリティ対策
(1) 対策検討に当たっての留意点
●各種安全対策基準の取捨選択 ●「脅威」の内容
●事務基盤の確立 ●不正/破壊活動への対応
(2)
安全対策基準の策定
4. ネットワーク・パソコン中心のセキュリティ対策
(1) セキュリティ面から見たネットワーク・パソコンの実態
(2) 見落とせない新たな留意点
(3) セキュリティ対策が阻害する利便性・効率性の確保
(4) パソコンが具備するセキュリティ対策と機能の限界
(5) パスワード管理の実態
(6) セキュリティ対策実施に当たっての課題
●セキュリティ意識の継続的な啓蒙活動
●私物と化した情報の取り扱い
●手薄になる遠隔地の情報の管理
●他人に起動できないコンピュータ端末の意味

9 システム監査
1. システム監査とは
2. システム監査の普及を阻害する要因
(1) 企業内における人材確保の困難
(2) 情報システム部門の体質
(3) 監査の持つ意味
(4) 標準化が進んでいる情報システム部門
(5)
安全対策基準のオーバースペック
3. 情報システムに対する監査の動き
(1) セキュリティ対策重視の動き
(2) 情報システムのブラックボックス化に伴う牽制機能の低下
(3) 情報システム部門の位置付けの変化
4. ISO9000の普及とシステム監査

第2部
ISO9000対応「品質文書」モデル事例

  ※ISO9000に対応した情報システム部門の「品質文書モデル」と「書式モデル」を収録しています
【情報システム部門共通】
(1) コンピュータ運用マニュアル
●文書モデル
(2) 業務マニュアルの管理マニュアル
●文書モデル ●業務マニュアル管理台帳
(3) 文書受領管理マニュアル
●文書モデル ●管理文書台帳 ●文書受領管理台帳
(4) 単年度計画作成マニュアル
●文書モデル ●計画作成書式フォーマット
(5) 教育訓練マニュアル
●文書モデル ●研修参加計画書 ●研修参加報告書
●品質システム教育訓練受講者表
(6) 業務分担作成マニュアル
●文書モデル ●業務分担表
(7) プログラム管理マニュアル
●文書モデル ●プログラム作成・修正依頼書
●JCL変更依頼書
●プログラム・JCL変更チェックリスト
●JOB登録・削除依頼書 ●プログラム改訂履歴
(8) 月次方針作成マニュアル
●文書モデル ●情報システム部重点管理項目記入書
(9) 文書管理マニュアル
●文書モデル
(10) 品質記録管理マニュアル
●文書モデル ●品質記録管理台帳
(11) コンピュータ処理スケジュール作成マニュアル
●文書モデル ●センターマシン処理予定表
(12) バックアップデータ・セーブ業務マニュアル
●文書モデル ●保存データ一覧表
(13) 部内会議・連絡マニュアル
●文書モデル ●定例会議台帳
(14) 文書発行管理マニュアル
●文書モデル ●文書発行台帳 ●発行文書管理台帳
【ソフト開発関連】
(1) システム開発検討書運用マニュアル
●文書モデル ●システム開発検討書
(2) システム開発業務マニュアル
●文書モデル
(3) MT使用マニュアル
●文書モデル ●MT番号・登録・削除・変更依頼書
(4) センターマシン・ファイル使用マニュアル
●文書モデル ●センターマシンファイル作成依頼書
(5) 帳票改廃マニュアル
●文書モデル ●帳票・登録・削除・変更依頼書
【ハード関連】
(1) コンピュータ保守点検マニュアル
●文書モデル


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