技術部門の実務を強力に支援!
技術部 業務完全マニュアル
中川 直樹〔著〕
OBARA株式会社 常務取締役
東北大学工学部機械工学第二学科卒業。1969年、(株) 日産自動車に入社。工機工場型設計課、設備設計課を経て、工機工場第一工機部管理課長、型設計課長、製作課長(圧型、樹脂型、鋳型、鍛型、熱結型製作および保全)、同管理部総括課長、同主管、第3技術部主管(設備技術担当)。1995年、OBARA株式会社入社。97年取締役就任、2002年OBARAレーザー株式会社代表取締役社長。現在、OBARA (株) 常務取締役。専門は、自動車生産用車体およびパワートレイン用各種型、設備の設計製作およびそのQCD向上を含むマネジメント全般、設備診断技術およびTPMを含む設備管理活動全般。設備管理学会会員。
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●発刊:2004年6月21日
●A4判・426頁・特製バインダー装丁
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本書の特長と使い方

 
1
技術部門の機能を徹底強化するための「決定版」業務マニュアル!
    競争力の高い製品を安く大量に世界に供給し続けている中国企業、膨大な資本力を背景にマーケットを席巻する欧米企業を相手に、日本のモノづくり企業はかつてないほど厳しい競争環境におかれています。こうした中、求められる技術部門のあり方も大きく変わってきています。戦略志向、業務の高度化への要請が一層強まり、技術部門がカバーすべき業務領域も極めて広くなってきているのが実情です。そこで本書は、企業の要である技術部門の機能を徹底的に強化・充実させるには「何をどう取り組んでいけばよいのか」を明快に提示。技術部門の実務を強力に支援する「決定版」マニュアルとして編纂されました。
 
2
技術部門に求められる役割・業務内容を明確に提示・解説!
    本書は、技術部門が直面している様々な課題・要請を考慮して編まれました。すなわち、求められている業務を遂行するための考え方・仕組み・実務など、技術部門の役割・業務内容を明確に提示し、実践的・具体的に解説しています。さらに本書では、技術部門の業務を円滑に進めていく上で欠かせない各種フォーマット・規定類も多数収録しています。実務でそのまますぐにご活用いただけ、またこれらのツールがいっぺんに入手できるのも大きな魅力の一つといえます。
 
3
技術部門スタッフの実務を全面支援。業務の質が高まります!
    本書では、市場調査・分析業務、商品開発・設計業務、品質課題・原価課題・納期課題への取り組み、また、知的財産管理・活用戦略や技術部門マネジメントの要諦、技術部員の育成など、広範囲にわたって技術部門スタッフの実務を支援できる内容構成になっています。従って本書を活用することにより、より質の高い業務を遂行することが可能になります。
 
4
ますます高度化する業務に完全対応→大手・中小を問わない必備の1冊!
    解説は著者の35年にわたる実務経験によって得られたノウハウを集大成した、実践的・具体的なものとなっております。大手・中小を問わず、ますます高度化、重要度の増している技術部門の業務を強力に支援できるものと確信し、会社に1冊本書必備をお奨め申し上げる次第です。

本書の主な内容
第1部 技術部に求められる役割と機能強化の方向
1 技術部の位置づけとその重要性
  1.1 企業全体の機能区分と技術部門
  1.2 各機能における技術機能の関わり方
2 技術部の基本的な役割
3 高度化する技術部の役割
  3.1 商品戦略立案の主体としての役割を担う技術部
  3.2 経営資源の投入バランスに変化を及ぼす技術部の役割
  3.3 開発投資資源の投入規模を左右する技術部の役割
4 事業領域の変更に影響を及ぼす技術部とその役割
5 一流企業にするために果たす技術部の役割
  5.1 一流企業とは何か
  5.2 一流企業であるための条件
  5.3 一流の製品とは何か
6 社内の製品戦略立案のリーダーとしての技術部の役割
  6.1 事業戦略全般を立案するにあたっての技術部の果たす役割
  6.2 商品戦略を立案するにあたっての技術部の果たす役割
7 製品の品質、価格、納期の良否を左右する部署としての技術部の役割
8 IT時代における技術部の役割
9 技術組織の組み方
  9.1 組織と技術部員配置のメリット、デメリット
  9.2 組織の弱点を補完する組織運営の方法
10 全体的な視野に立った技術部員の育成とキャリアパス
  10.1 技術部員の特質
  10.2 技術部員の育成過程・ローテーション
  10.3 いま技術部員に求められるもの
11 技術部の適正規模
  11.1 技術部門の適正規模のあり方

第2部 技術部業務マニュアル
1 市場調査・分析の進め方
  1 なぜ技術部が市場調査を意識しなければならないのか
  2 市場調査・分析の手順
  3 マクロ環境調査・分析について
  4 業界環境の調査・分析の実施
   (1) 情報収集段階での留意点
   (2) 技術部が情報分析する上での留意点
   (3) 収集情報を自社に対するインパクトレベルで整理する
  5 顧客情報の調査と分析
  6 個別商品分析
  7 顧客情報の収集
2 自社商品の分析および競合他社分析
  1 自社の商品歴史を振り返る
  2 自社製品の成功、失敗事例の振り返り
  3 自社商品群の市場成熟度の調査と将来見通し
  4 自社と競合他社の差異分析
  5 自社の強み、弱み分析と基本戦略
  6 その他の分析法
3 新商品の企画
  1 新商品企画のステップ
  2 開発環境の整理
   (1) 自社製品に近い市場関連製品動向の過去・未来分析
   (2) 自社製品に要求される技術環境の変化度合い分析
  3 開発キーワードの決定と開発イメージマップの作成
  4 製品群別開発イメージの明確化
  5 個別開発イメージの明確化
  6 開発バランスの確認
  7 年間開発スケジュールの決定
4 新商品の開発
  1 開発手順の概要
  2 個別開発計画の立案
  3 設計審査の実施
  4 設計検証の実施
  5 設計の妥当性の確認
  6 設計変更の管理
  7 設計からのアウトプットの明確化(リリース作業)
  8 開発手順の明確化
   ・新商品開発業務フロー ・開発計画立案規定
   ・設計審査規定 ・設計検証規定
   ・設計の妥当性確認規定 ・設計変更規定
5 設計の進め方
  1 設計とは何か
  2 近代的モノづくりにおける設計の役割
  3 設計ステップについて
  4 製品設計における機能展開
  5 機能決定から構造への展開法
  6 品質確認フェーズ
  7 具体的な事例の検証
6 技術部門の日常管理と改善策
  1 日常業務の実態把握
  2 設計不良の把握と品質改善
  3 設計費の把握
  4 設計納期の管理
  5 設計業務改革のステップ
  6 設計効率向上の手法
  7 設計業務の分析と間接業務の効率化
7 技術部の改善ツールとしての方針管理
  1 なぜ、いま方針管理なのか
  2 方針管理とは何か
  3 方針の設定(PLAN)
  4 方針のブレークダウン(PLAN)
  5 方策の実行(DO)
  6 目標および方策の進捗状況の把握・評価(CHECK)
  7 方策の改善・改良(ACTION)
   (1) 活動体制の再整備
   (2) 管理・診断のレベル改善
8 個別設計技術
  1 創造性開発
  2 信頼性設計
   (1) 使用条件を十分調べ仕様を決定する
   (2) 故障を起こしやすいと考えられる部位への冗長設計の採用
   (3) 消耗部分に対する保全性重視の設計
  3 安全性設計と製造物責任
   (1) 製品事故未然防止のための技術
   (2) 安全性評価技術
   (3) 製品事故究明技術
  4 標準化
  5 設計(図面)品質の向上と検図
9 技術部の原価課題に果たす役割
  1 技術部が担当すべき項目の概要
  2 原価低減活動遂行上の障害について
  3 原価低減活動実施にあたっての課題
  4 技術部が取り組む原価低減活動のステップ
10 技術部の品質課題に果たす役割
  1 品質確保ステップと技術部の業務
  2 技術部の行う品質向上活動(不具合から学ぶ)
  3 具体的な不具合の解決(不具合から学ぶ)
  4 不具合処理に対して技術部の果たす役割と各部の関係
11 技術部の納期課題に果たす役割
  1 納期確保ステップと技術部の業務
  2 設計納期確保
  3 製造期間および搬入、設置調整期間短縮に関わる技術部の役割
12 知的財産管理と活用戦略
  1 特許制度の本質
  2 発明の発掘
  3 発明の評価
  4 特許出願以降の流れ
  5 特許情報(公報)の活用
  6 特許管理者の選任
  7 特許係争の処理
  8 社員との契約
   ・職務発明規定〔事例〕
13 技術部員の育成
  1 技術部員が必要とする技術の全体像とコア技術教育
  2 技術部員のための思考ツール教育
  3 技術部員のためのマネジメントツール教育
  4 技術部員のためのモラル教育
  5 技術部員に求められる資質
  6 技術部員に対する教育方法
  7 個別教育「技術部員のOJT教育」
  8 教育成果の評価
14 技術部門のマネジメントの要諦
15 成果を出す技術部組織のあり方
  1 組織の全体構成
  2 計画・実行組織の組み方
  3 技術部組織事例
  4 技術部組織立案上の留意点


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