製造部門部課長のための「見える化」展開ヒント事典
若槻 直

若槻 直(わかつき なおし)〔著〕
1958年生まれ。1983年、早稲田大学理工学部大学院(電気工学)修了。小西六写真工業株式会社(現コニカミノルタ)に入社。生産技術部門、情報システム部門で関係会社を含めた新工場の設計、製造ラインの改善、製造管理システムの開発、サプライチェーンマネジメントのしくみ作りに従事。コニカミノルタエンジニアリング株式会社取締役を経て、2004年にアルビスを創業。現在、新進気鋭の実務家コンサルタントとして活躍中。製造企業のモノの流れ・情報の流れ・組織力の切り口から、市場変化に速やかに適応できる「進化する工場」への変革支援を行っている。著書に「デリバリー管理 納期・リードタイム・在庫の改善活動」(日刊工業新聞社刊 共著)、「数字で分かる・実行できる工場問題解決対策事典」、「課題解決力を高める! 技術社員のための自習型テキスト&ワークシート集」、「清流化生産徹底推進マニュアル」(いずれも小社刊)がある。
製造部門部課長のための見える化展開ヒント事典

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●発刊:2008年2月14日
●A4判・490頁・特製バインダー装丁
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「見える化」狙いこれだ!
「見える化」で変えたいのは、社内のコミュニケーションに関する行動である。あなたの担当する製造部門で、次のような行動に心当たりはないだろうか。     「見える化」によって変えたいのは、左にあるようなこうした行動である。そして社員が下のような行動を常にとる風土に変える。それが「見える化」の狙いである。
●現場や仕事の流れの現状を確認しないで問題や対策を話す
●事実や現実を知っているのは担当者だけである
●問題が発生したときに犯人探しに終始する
●建設的な意見が少なく批判ばかりが噴出する
●対策や新しいことを実行するときに誰がいつまでにやるかを決めない
→
●現場や仕事の流れの現状を皆で知る
●事実や現実を関係者全員が知っている
●問題が発生したときに犯人探しではなく原因探しに没頭する
●建設的な意見や対策を出す
●発生した結果の責任者だけでなく対策の実行者や期限も決める
(本書の本文より)
1 製造部門を「見える化」する部課長のためのヒントを収録
2 必要なとき必要なところをコピーし、担当者に配布してすぐ使用可
3 自社版の「見える化」資料にカスタマイズできるCD-ROM付き

本書の特長と使い方

 

1

なぜ「見える化」が注目されるようになってきたのか

   

「見える化」という言葉が一般的になってきました。インターネットで検索すると150万件以上がヒットします。「見える化」は、トヨタ生産方式を構成する基本要素の5S・カンバン・アンドンなどを源泉としていますが、一般的には「問題を見えるようにして自律的問題解決能力を引き出すこと」であるといわれています。メーカーをとりまく目まぐるしい環境変化、派遣社員が増大している生産現場などさまざまな要因から、製造会社では、この「見える化」によって視覚的コミュニケーションを強化しないと組織力を発揮することが困難になっているのでしょうか。本書は、製造部門のリーダーが「見える化」を自社で展開するためのヒントを多数収録してあります。これらのヒントは、自社での展開に必ず役立つはずです。

 

2

「見える化」をどう進めていくのか、具体的な個別の実施事項に至るまでヒントが満載です

   

「見える化」は、場当たり的に推進しても効果を発揮しません。まず「見える化」を「なぜやるのか」「何を対象にすべきか」を知ることが重要です。そして「見える化」すべき対象に適切な方法を使うことも必要になってきます。パンフレットをじっくりご覧ください。本書は「見える化」の考え方から具体的な個別の実施事項に至るまでのヒントが満載です。

 

3

本書から「見える化」がよく理解でき、「見える化」が短期間で展開できます

   

各項目では、「見える化」の考え方や具体的な個別の実施事項に関して、解説や事例を記載しています。さらに「見える化」に使う帳票やワークシートのひな形も紹介しています。これらを使うと「見える化」が短期間で展開できるようになります。

 

4

必要なときに、必要なところをコピー、担当者に配布。すぐ使えます

   

1項目あたり2ページで構成されています。必要なところからコピーし、関連部署・担当者に配布してください。ミーティングや勉強会ですぐお使いいただけます。

 

5

自社版の「見える化」資料にカスタマイズできるCD-ROM付き

   

本書に登場する多くの帳票やワークシートのひな形を収録したCD-ROM(MS-WORDおよびEXCEL形式)が付いています。内容をカスタマイズして自社版「見える化」資料を作成する際にご活用ください。


主要目次

パート1
見える化をなぜやるのか

第1章 見える化の全体像についてのヒント

1企業における見える化

2社会における見える化

3見える化で変えたいこと─製造部門での見える化の狙い

4見える化展開のための5つの要素─これをしっかりやればうまくいく

5見える化は経営の重要な道具─うまく活用すればすごい武器になる

6見える化の発展─それはトヨタ生産方式から派生した

第2章 社会に学ぶ見える化のヒント

1道路に学ぶ見える化─道路にはこれだけの仕掛けがある

2自動車に学ぶ見える化─企業内の機械・装置の見える化に通じる

3運転に学ぶ見える化

4公共機関に学ぶ見える化

第3章 製造部門の見える化推進のヒント

1全員参加と部門横断チームの活用

2見える化の阻害要因とは何か

3見える化の罠─陥りやすい5つの罠に気をつけろ

4数の施策の関係を見える化すると、社員の抵抗感が少なくなる

 

パート2
見える化で何を見るのか

第4章 見える化の対象についてのヒント

1見える化の5つの対象

2経営の見える化とは

3顧客の見える化とは

4環境と業務の見える化とは

5心と知恵の見える化とは

6課題と対策の見える化とは

第5章 経営の見える化のヒント

1組織を見る

2中期計画を見る

3年度方針を見る

4経営成績を見る

5評価指標を見る

第6章 顧客の見える化のヒント

1顧客への経路を見る

2顧客に対する活動を見る

3顧客本人を見る

4顧客の声を見る

5顧客から見る

第7章 環境と業務の見える化のヒント

1対象空間とモノを見る

2業務の流れを見る

3ルールと基準を見る

4指示と実行を見る

5納期と時間を見る

第8章 心と知恵の見える化のヒント

1社員を見る

2力量を見る

3嗜好を見る

4改善事例を見る

5人脈を見る

第9章 課題と対策の見える化のヒント

1異常を見る

2現場検証で見る

3真因を見る

4対策を見る

5効果を見る

 

パート3
見える化の対象を何で見せるか

第10章 見える化の方法についてのヒント

1見える化の4つの方法

2現物で見せる

3本人で見せる

4信号で見せる

5文書で見せる

6見せるための3原則

第11章 見える化の道具についてのヒント

1色の使い方

2操作部の見える化

3アフォーダンス

4見える化のための文書

5掲示や区画のための道具

6書くための道具

7文書保管の道具

8見える化に使う電子機器

第12章 文書作成のヒント

1図面や書類の標準化

2タイトルと作成記録

3文書の要素の使い分け

4表の利用

5グラフの基本

6定型文書の基本

7依頼文書の基本

8メールの基本

9電子ファイルの基本

 

パート4
日常業務の見える化─どう見せるか

第13章 保管と運搬のヒント

1保管棚の選定

2保管場所の所番地化

3保管場所のマップ化

4現品の定置化

5不良品や長期滞留品の保管場所

6長期滞留品を見る

7倉庫内の現品管理レベルを見る

8区画線の使い方

9運搬器具を見る

10運搬レベルを見る

11運搬距離を見る

12運搬ロットを見る

13死角をなくす

第14章 在庫管理のヒント

1在庫精度を見る

2在庫精度の改善方向

3在庫精度の改善計画

4在庫量を見る

5在庫要因の抽出

6在庫要因の定量化

7在庫基準の設定

第15章 製造作業のヒント

1作業区の表示

2作業状態の明示

3入口出口と作業順の明確化

4作業机の整理整頓

5部品・材料の計数・数量

第16章 事務作業のヒント

1伝票の取り扱い

2事務机の整理整頓

3記入用帳票の定石

4ファイリングの定石

5個人持ち文書の定石

第17章 生産計画と作業指図のヒント

1売上高を見る

2生産計画策定作業を見る

3生産計画改善の定石

4作業指図書の書式を見る

5作業指図書の取り扱いの定石

6作業実績を見る

7進捗を見る

第18章 調達のヒント

1調達納期遵守率を見る

2資材の調達特性を見る

3資材発注改善の定石

4長期納期資材改善の定石

5調達先の評価を見る

6外注利用改善の定石

第19章 設備管理のヒント

1稼働時間を見る

2サイクルタイムを見る

3チョコ停を見る

4点検窓の透明化

5材料供給タイミングの明示

6作業要求の信号化

7設備故障損失を見る

8設備年齢を見る

 

パート5
改善の見える化─どう見せるか

第20章 業務の流れ改善のヒント

1業務・製品・職場の関係を見る

2業務のマップ化

3分岐と合流のマップ化

4処理能力のマップ化

5情報の流れを見る

6業務階層とリードタイムを見る

7サプライチェーンを見る

8顧客プロフィールを見る

9顧客の組織図を見る

第21章 納期改善のヒント

1納期遵守率を見る

2納入リードタイムを見る

3流動数曲線で見る

4納期短縮の3つの方向

5着手時期を見る

6加工ロット量を見る

7停滞要因を見る

第22章 原価改善のヒント

1重要対象の特定

2材料歩留を見る

3生産量を決める5要素

4能率を見る

5ラインバランスを見る

6段取替時間を見る

7材料費・部品費の設計

8製造労務費・経費の設計

9コストテーブルの作成

10VEの活用

11損益分岐点を見る

第23章 品質改善のヒント

1不良率を見る

2工程能力を見る

3管理図を使う

4チェックシートを使う

5さらし首にする

6限度見本を使う

7現場検証を実施する

8測定器を維持する

9検査結果をフィードバックする

10FMEAを使う

11FTAを使う

12QC7つ道具を使う

13新QC7つ道具を使う

第24章 環境改善のヒント

1環境影響を見る

2二酸化炭素排出量を算定する

3二酸化炭素排出量を削減する

4緑地面積を見る

5環境施設面積を見る

6騒音レベルを見る

7振動レベルを見る

8水質汚染規制を見る

9大気汚染規制を見る

第25章 方針と意思決定のヒント

1方針の整合を見る

2施策実施に必要な資源を見る

3意思決定過程を見る

4個人の行動計画を見る

第26章 組織力向上と人材育成のヒント

1人となりを見る

2新人教育のための文書

3多能工化の推進

4力量評価の差異を見る

5個人目標を見る

6年齢構成を見る

7小集団の活性を見る

第27章 問題解決のヒント

1問題を設定する

2エフ付け/エフ取り

3問題解決のための会議の定石

4会議で使う文書化の道具

5アイデアを見る

6ToDoリスト

 

パート6
見える化の展開─どこからやるか

第28章 見える化展開のヒント

1見える化展開の4段階

2方針と目標の設定

3実行計画とモデル職場での試行

4全社的展開

5成果と心の共有化

6先進企業の見学

7見える化の推進事務局

第29章 見える化研修のヒント

1見える化の演習1

2見える化の演習2

3見える化の演習3

4見える化の演習4

5見える化の演習5

6見える化の演習6

 

●帳票やワークシートを収録
※自社版の「見える化」資料作成の際にこれらをご活用下さい。

●中期計画書

●年度方針書

●月次フォローアップシート

●改善結果報告書

●対策内容記述書

●グラフ基本技集

●保管棚の選定と使用ルール

●保管場所マップ

●倉庫内現品管理レベル調査票

●運搬状況調査表

●在庫精度推移グラフ

●在庫精度改善計画表

●在庫量推移グラフ

●在庫基準設定表

●作業区名称と基本情報

●生産計画作業調査表

●作業指図書の改善計画表

●調達納期遵守率推移グラフ

●発注方式変更計画表

●長納期資材の調達改善計画表

●調達先評価票

●外注利用改善計画表

●長時間設備故障発生報告書

●業務・製品・職場マトリクス

●業務マップ

●作業ルートマップ

●顧客プロフィール記述書

●IM分析作業記述書

●受注納入流動数曲線

●着手時期調査票

 

 

CDROM付き●加工ロット量調査票

●加工ロット量改善計画表

●停滞要因チェックリスト

●ABC分析

●ラインバランス率の推移グラフ

●段取替時間調査票

●製造労務費・経費の改善策一覧表

●不良率推移グラフ

●工程能力算定票

●X-R管理図

●設備始業点検チェックシート

●工程内異常発生および是正処置記録

●測定器台帳

●FMEAチャート

●施策の必要資源と実行計画

●意思決定表

●デイリーシート

●個人紹介カード

●ワンポイント教育シート

●力量マップ

●個人目標記述シート

●ToDoリスト

●見える化レベル評価票

●先進企業調査票

●見える化演習ワークシート1

●見える化演習ワークシート2

●見える化演習ワークシート3

●見える化演習ワークシート4

●見える化演習ワークシート5

●見える化演習ワークシート6

―など



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