技術 設計 開発 研究 情報 担当リーダー、必備の1冊!
技術部門部課長のための見える化展開ヒント事典
〔編著〕若槻 直(わかつき なおし)

若槻 直(わかつき なおし)〔著〕
1958年生まれ。1983年、早稲田大学理工学部大学院(電気工学)修了。小西六写真工業株式会社(現コニカミノルタ)に入社。生産技術部門、情報システム部門で関係会社を含めた新工場の設計、製造ラインの改善、製造管理システムの開発、サプライチェーンマネジメントのしくみ作りに従事。コニカミノルタエンジニアリング株式会社取締役を経て、2004年にアルビスを創業。現在、新進気鋭の実務家コンサルタントとして活躍中。製造企業のモノの流れ・情報の流れ・組織力の切り口から、市場変化に速やかに適応できる「進化する工場」への変革支援を行っている。著書に「デリバリー管理 納期・リードタイム・在庫の改善活動」(日刊工業新聞社刊 共著)、「数字で分かる・実行できる工場問題解決対策事典」、「課題解決力を高める! 技術社員のための自習型テキスト&ワークシート集」、「清流化生産徹底推進マニュアル」(いずれも小社刊)がある。


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●発刊:2008年10月22日
●A4判・498頁・特製バインダー装丁
●定価52,500 円(税込)のところ
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「見える化」がうまくいくと、組織が強くなります!

「見える化」狙いこれだ!

「見える化」で変えたいのは、社内のコミュニケーションに関する行動である。あなたの担当する技術部門で、次のような行動に心当たりはないだろうか。 → 「見える化」によって変えたいのは、左にあるようなこうした行動である。そして社員が下のような行動を常にとる風土に変える。それが「見える化」の狙いである。
●現場や仕事の流れの現状を確認しないで問題や対策を話す
●事実や現実を知っているのは担当者だけである
●問題が発生したときに犯人探しに終始する
●建設的な意見が少なく批判ばかりが噴出する
●対策や新しいことを実行するときに誰がいつまでにやるかを決めない
●現場や仕事の流れの現状を皆で知る
●事実や現実を関係者全員が知っている
●問題が発生したときに犯人探しではなく原因探しに没頭する
●建設的な意見や対策を出す
●発生した結果の責任者だけでなく対策の実行者や期限も決める
(本書の本文より)

本書の特長と使い方

  1 企業でも日常用語になってきた「見える化」
   

最近、よく使われるようになってきた「見える化」をインターネットで検索すると600万件以上がヒットします。「見える化」は、トヨタ生産方式を構成する基本要素の5S・カンバン・アンドンなどを源泉としていますが、一般的には「問題を見えるようにして自律的問題解決能力を引き出すこと」であるといわれています。ここでいう「問題」とは、標準・基準・ルールといった「あたり前の姿」と現状とのギャップ、あるいは方針や目標といった「ありたい姿」と現状とのギャップです。したがって現状だけでなく、標準・基準や目標が見えることが重要になります。また漠然と「見える」というだけでなく「悪い情報も見える」「組織として見える」「タイムリーに見える」「事実が見える」ということが必要です。そして「自律的問題解決」とは、組織を構成する個人一人ひとりが問題を発見できること。そして、それをチームで解決できるようにしなければなりません。これらすべてを含む概念が「見える化」なのです。

  2 なぜ「見える化」が注目されるようになってきたのか
   

この「見える化」ですが、近年注目されているのはなぜでしょうか。製造企業をとりまく経営環境は目まぐるしく変化しています。環境変化や問題点を「見える化」によって迅速に捕捉し、組織力を発揮して対応することが重要になっているのです。また、技術部門を構成する人材の多様化・流動化も見逃せません。団塊世代の大量退職、若手人材の定着率低下、派遣社員の増加などです。また、海外の生産拠点・開発拠点との連携も求められています。これらも「見える化」を浸透させる要因になっているのです。本書は技術部門のリーダーが「見える化」を自社で展開するためのヒントを多数収録してあります。これらのヒントは、自社での展開に必ず役立つはずです。

  3 「見える化」をどう進めていくのか、具体的な個別の実施事項に至るまでヒントが満載です
   

「見える化」は、場当たり的に推進しても効果を発揮しません。まず「見える化」を「なぜやるのか」「何を対象にすべきか」を知ることが重要です。そして「見える化」すべき対象に適切な方法を使うことも必要になってきます。パンフレットをじっくりご覧ください。本書は「見える化」の考え方から具体的な個別の実施事項に至るまでのヒントが満載です。

  4 本書から「見える化」がよく理解でき、「見える化」が短期間で展開できます
   

各項目では、「見える化」の考え方や具体的な個別の実施事項に関して、解説や事例を記載しています。さらに「見える化」に使う帳票やワークシートのひな形も紹介しています。これらを使うと「見える化」が短期間で展開できるようになります。

  5 必要なときに、必要なところをコピー、担当者に配布。すぐ使えます
   

1項目あたり2ページで構成されています。必要なところからコピーし、関連部署・担当者に配布してください。ミーティングや勉強会ですぐお使いいただけます。

  6 自社版の「見える化」資料にカスタマイズできるCD-ROM付き
   

本書に登場する多くの帳票やワークシートのひな形を収録したCD-ROM(MS-WORDおよびEXCEL形式)が付いています。内容をカスタマイズして自社版「見える化」資料を作成する際にご活用ください。


●主要目次

パート1

見える化をなぜやるのか

第1章
見える化の全体像についてのヒント
1
企業における見える化の役割
2
社会における見える化の役割
3
見える化でコミュニケーションを変える
4
見える化展開のための5つの要素─これをしっかりやればうまくいく
5
見える化は経営の重要な道具─うまく活用すればすごい武器になる
6
見える化の発展─それはトヨタ生産方式から派生した
第2章
社会に学ぶ見える化のヒント
1
道路に学ぶ見える化─道路にはこれだけの仕掛けがある
2
自動車に学ぶ見える化─企業内の機械・装置の見える化に通じる
3
運転に学ぶ見える化
4
公共機関に学ぶ見える化
第3章
技術部門の見える化推進のヒント
1
全員参加と部門横断チームの活用
2
見える化の阻害要因とは何か
3
見える化の罠─陥りやすい5つの罠に気をつけろ
4
数々の施策の関係を図示して社員の抵抗感を減らす

パート2

見える化で何を見るのか

第4章
見える化の対象についてのヒント
1
見える化の5つの対象
2
経営の見える化とは
3
顧客の見える化とは
4
環境と業務の見える化とは
5
心と知恵の見える化とは
6
課題と対策の見える化とは
第5章
経営の見える化のヒント
1
組織を見る
2
中期計画を見る
3
年度方針を見る
4
経営成績を見る
5
評価指標を見る
第6章
顧客の見える化のヒント
1
顧客への経路を見る
2
顧客に対する活動を見る
3
顧客本人を見る
4
顧客の声を見る
5
顧客から見る
第7章
環境と業務の見える化のヒント
1
対象空間とモノを見る
2
業務の流れを見る
3
ルールと基準を見る
4
指示と実行を見る
5
納期と時間を見る
第8章
心と知恵の見える化のヒント
1
社員を見る
2
力量を見る
3
嗜好を見る
4
改善事例を見る
5
人脈を見る
第9章
課題と対策の見える化のヒント
1
異常を見る
2
現場検証で見る
3
真因を見る
4
対策を見る
5
効果を見る

パート3

見える化の対象を何で見せるか

第10章
見える化の方法についてのヒント
1
見える化の4つの方法
2
現物で見せる
3
本人で見せる
4
信号で見せる
5
文書で見せる
6
見せるための3原則
第11章
見える化の道具についてのヒント
1
色の使い方
2
操作部の見える化
3
アフォーダンス
4
見える化のための文書
5
掲示や区画のための道具
6
書くための道具
7
文書保管の道具
8
見える化に使う電子機器
第12章
文書作成のヒント
1
図面や書類の標準化
2
タイトルと作成記録
3
文書の要素の使い分け
4
表の利用
5
グラフの基本
6
定型文書の基本
7
依頼文書の基本
8
メールの基本
9
電子ファイルの基本

パート4

開発の見える化─どう見せるか

第13章
技術企画のヒント
1
技術のトレンドを見る
2
技術の発信源を見る
3
不足資源をマップ化する
4
特許をマップ化する
第14章
製品企画のヒント
1
売上高を見る
2
需要の関連性をマップ化する
3
サプライチェーンを見る
4
顧客プロフィールを見る
5
顧客の組織図を見る
6
関連法規や条例を見る
7
知恵を集める
8
アイデアを見る
9
製品の使用目的を見る
10
技術・製品・顧客マップを描く
11
製品コンセプトを見る
12
基本仕様を見る
13
仕様書で顧客の反応を見る
14
モックアップで外観を確認する
第15章
製造設計のヒント
1
開発工程を定義する
2
設計文書を定義する
3
構想設計レビューで課題を見る
4
基本設計レビューで課題を見る
5
詳細設計レビューで課題を見る
6
開発日程を見る
7
CADを使いこなす
8
シミュレーションで見る
9
EXCELで最適化計算する
10
設計変更を見せる
第16章
ソフト開発のヒント
1
ソフトの機能を見る
2
入力と出力を規定する
3
設計文書で進捗を見る
4
設計標準を文書化する
第17章
納期設計のヒント
1
材料・部品を標準化する
2
組み合わせでバラエティを見せる
3
見込生産と受注生産を識別する
4
調整を排除する
第18章
品質設計のヒント
1
品質表で機能を見る
2
RASISを見る
3
FMEAを使う
4
FTAを使う
5
信頼性向上策を見る
6
使い勝手を設計する
第19章
原価設計のヒント
1
原価の構造を見る
2
材料費・部品費を設計する
3
製造労務費・経費を設計する
4
コストテーブルを作成する
5
VEを活用する
第20章
環境設計のヒント
1
環境影響を見る
2
二酸化炭素排出量を算定する
3
二酸化炭素排出量を削減する

パート5

試作と量産の見える化─どう見せるか

第21章
実験と試作のヒント
1
アイデアを実験で確認する
2
実験結果を見る
3
見えない対象を可視化する
4
等身大に拡大・縮小して見る
5
試作を計画する
6
試作に必要な資源を見る
7
フィールドテストの安全を見る
第22章
工程設計のヒント
1
作業区を見る
2
作業状態を見る
3
入口出口と作業順を見る
4
作業机を整理する
5
部品・材料の数量を見る
第23章
現品管理のヒント
1
保管棚を選定する
2
保管場所を所番地化する
3
保管場所をマップ化する
4
現品を定置化する
5
区画線を使う
6
運搬器具を見る
7
在庫精度を見る
第24章
設備管理のヒント
1
稼働時間を見る
2
サイクルタイムを見る
3
点検窓を透明化する
4
作業要求を信号化する
5
設備故障損失を見る
6
設備年齢を見る
第25章
アフターサービスのヒント
1
問合わせとクレーム情報を見る
2
問合わせとクレーム情報をデータベース化する
3
問合わせとクレームを次の製品に反映する

パート6

改善の見える化─どう見せるか

第26章
業務の流れ改善のヒント
1
業務・製品・職場の関係を見る
2
業務をマップ化する
3
情報の流れを見る
4
業務階層とリードタイムを見る
第27章
事務改善のヒント
1
伝票を見る
2
事務机を整理する
3
記入用帳票の定石
4
ファイリングの定石
5
個人持ち文書の定石
第28章
納期改善のヒント
1
開発期間を短縮する
2
個々の作業を短縮する
3
納期遵守率を見る
4
納入リードタイムを見る
5
流動数曲線で見る
6
納期短縮の3つの方向
第29章
品質改善のヒント
1
不良率を見る
2
工程能力を見る
3
管理図を使う
4
チェックシートを使う
5
限度見本を使う
6
現場検証を実施する
7
測定器を維持する
8
QC7つ道具を使う
9
新QC7つ道具を使う
第30章
原価改善のヒント
1
重要対象を特定する
2
材料歩留を見る
3
エネルギー費を見る
4
損益分岐点を見る
第31章
方針と意思決定のヒント
1
方針の整合を見る
2
施策実施に必要な資源を見る
3
意思決定過程を見る
4
個人の行動計画を見る
第32章
組織力向上と人材育成のヒント
1
人となりを見る
2
新人教育の内容を見る
3
メンバーの力量を見る
4
力量評価の差異を見る
5
個人目標を見る
第33章
問題解決のヒント
1
問題を設定する
2
問題解決のための会議の定石
3
会議で使う文書化の道具
4
行動計画を見る

パート7

見える化の展開─どこからやるか

第34章
見える化展開のヒント
1
見える化展開の4段階
2
方針と目標の設定
3
実行計画とモデル職場での試行
4
全社的展開
5
成果と心の共有化
6
先進企業の見学
7
見える化の推進事務局
第35章
見える化研修のヒント
1
見える化の演習1
2
見える化の演習2
3
見える化の演習3
4
見える化の演習4
5
見える化の演習5
6
見える化の演習6

●帳票やワークシートを収録

※自社版の「見える化」資料作成の際にこれらをご活用下さい。 CD-ROM付き



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