まだまだ削れる! 物流コストダウンに王道あり!
全社で進めるさらに30%超 物流コストダウンマニュアル
花房 陵〔著〕
(株)アバンセ代表取締役
1977年、慶應義塾大学経済学部卒業。現在、(株)アバンセ代表取締役、協同組合物流情報ネット・イー相談役。物流コンサルタントとして28業種200社を超える物流現場を診断、指導。これまでコンサルティングを行ってきた業種・商材は多種多様であり、特にコストダウン、物流改善指導、異業種の成功事例を取りこんだ現場指導には定評がある。メールマガジン「物流現場〜見たまま感じたまま」を毎月配信。全国の物流担当者から高い支持を得ている。主要著書「現場でできる物流改善」(日本実業出版)「キーワードでマスター物流のしくみ」(すばる舎)ほか。
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●発刊:2004年4月9日
●A4判・445頁・特製バインダー装丁
●定価52,500 円(税込)のところ
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〔第1部〕全社で進める30%超物流コストダウンのシナリオ
〔第2部〕物流コスト30%超削減に向けての方策
〔第3部〕30%超物流コストダウン戦略の考え方
〔第4部〕物流部門が担う30%超コストダウン戦略
〔第5部〕30%超物流コストダウン実現の鍵を握る部門協力・全体最適戦略

本書の特長と使い方

 
1
本書は、物流コストダウンの実務・コンサルティングを20年間にわたり28業種、200社以上の現場で実践してきた著者のノウハウを、一挙に公開したマニュアルである。単なる値下げ交渉や契約内容の見直しについて書かれたものではない。どのような業種でも、いつの時代でも、どの段階からでも取り組める物流コストダウン手法であり、物流コストのコントロールマニュアルである。
   
 
2
不景気の中、これまで各企業は、内部経費の削減をはじめ、筋肉質の企業体を築くため様々な努力を重ねてきた。ようやく失速一方通行だった景気にも少しずつ明るさが見え始めてきたが、多くの業種ではなお物流コストが経常利益率を凌駕している。物流コストを削減・抑制することで、経常利益は倍増する可能性があるのである。企業にとって物流コストこそ削減しなくてはならない一番のものである。
   
 
3
では、どうすれば物流コストは下げられるのか。物流部門だけの取り組みでは、さらに30%超といった大幅コストダウンはなかなか実現できないのが実状である。そこで本書では、著者の長年のコンサル経験をもとに、トップ、製造、販売、調達…等、各部門・全社一丸となって物流コストダウンを推し進めていくための手順、ノウハウ、手法を余すところなく明快に提示。本書が、貴社の大幅物流コストダウン実現に役立つものと確信している。
   
 
4
物流コストは実はあいまいな概念であり、不明確な費用である。管理会計用語にもなく、企業の勘定科目にも登場しない。各社の物流コストは比較すべき標準値もなく、絶対額もアンケート調査などでしか知りようがないものである。本書はそのようなとらえどころに苦労する物流コストを、自社の状況に応じて計測し、単なる値下げや転嫁ではない手法で大幅物流コストダウンを実現させていく。是非、会社に1冊本書を必備し、存分にご活用いただきたい。
   

本書の主な内容
第1部 全社で進める30%超物流コストダウンのシナリオ
1 売上高物流コスト比率を比較する
2 コストプラス―コストダウンの要因を探る
3 第2段階の物流コストダウンへ向けての戦略シナリオ
4 ロジスティクス活動における現場問題を解決する
  1. コストダウン以前の物流現場における致命的な症状
  2. 物流問題とコストダウンは並行処理できる
  3. 物流問題に伴う現場担当者の疑問を解決する
5 物流コストダウンの成果を決めるトップの判断と役割
6 30%超物流コストダウン実現に向けての現状分析と方向づけ
第2部 物流コスト30%超削減に向けての方策
1 30%超コストダウンへの戦略と戦術・運営
2 自社物流コストの把握と限界
  1. 自社物流コスト算定方法の留意点
  2. 物流コストの機能別分析と算定基準の決定
3 30%超コストダウン効果を生み出すための方針出し
  1. 全社で取り組むコストダウン施策の重要性と成果
第3部 30%超物流コストダウン戦略の考え方
1 経営戦略として物流戦略を考える
2 SCMの驚くべき効果と経営トップの役割
3 在庫削減と在庫管理責任の問題を解決する
  1. トップダウンによる部門間調整の重要性
  2. 適正在庫という主張を聞いてはいけない
  3. 新しい在庫基準を浸透させる
  4. 在庫削減5つの施策
  5. 在庫削減インセンティブの確立
4 経営トップのみが取り得る物流コストダウン施策と役割
  1. コストダウンとトレードオフの課題
  2. トップによるコストダウンビジョン化の必要性
  3. 全社に物流コストダウン体質の確立を
  4. 経営ミッションとしての物流コスト削減
  5. 経営上求められる財務的視点からのコストダウン
  6. コスト削減と成長戦略
  7. 物流コストが全社の経常利益に相当―管理会計の重要性
5 自社物流資産管理とトータルコストの算定・評価
  1. 自社物件における物流コストを把握する
  2. 自社物流継続のメリット・デメリットとコスト比較
  3. A物流センターLCC試算事例から学ぶ
6 物流契約管理とコストの柔軟性
7 アウトソーシングの目的と効果
8 物流コストダウン効果と物流子会社設立の検討
  1. 物流子会社設立から運営課題まで
  2. A物流子会社の設立事例から学ぶ
9 事業協同組合の利用―公的資金の導入・活用
  1. 自社負担コストなしで物流活動を活性化する
  2. 組合設立の手順と留意点
  3. 物流関連の助成金・補助金を有効活用する
第4部 物流部門が担う30%超コストダウン戦略
1 コンサルティングアプローチによる問題点の分析、対策立案
  1. 物流コンサルティング7つ道具を活用する
  2. 物流現状調査の実施と留意点
  3. 物流業務フローチャートの作成
  4. 定性情報・定量情報の整理と分析
  5. 問題点を構造化する―問題点ステートメントの作成
  6. 重大な問題点の原因を探る
  7. コストアップ要因に対するアプローチ
  8. 物流機能別の効率化と物流活動の有効性の追求
  9. 30%超物流コストダウンのスケジュール化
  10. 効果の検証と評価
2 物流部門の効率化を検証する
  1. 保管効率の最適化を図る
  2. 作業効率の検証と生産性向上の仕掛け作り
  3. 輸配送コストの削減と効率化の実施
  4. 物流管理活動をコントロールする
3 物流管理におけるコストダウン戦略・戦術
  1. 物流コストの性格を把握する
  2. 部門協力によるコストダウンの推進
  3. 物流コストコントロールの必要性
  4. 商品別・顧客別の物流コスト分析と活用手法
4 物流人材の育成とコストダウン
  1. 優れた物流マンがコスト削減・品質向上をもたらす
  2. 物流人材育成に必要な要素とは
  3. ロジスティクスマネージャーの養成
5 物流センターのあり方とコストダウン
6 物流部門が抱える問題点と解決手段としてのIT
  1. ITで実現できる5つの物流機能
  2. 物流情報システムの特徴を最大限に活かす
7 IT化戦略による情報共有化・コストダウンの実現
  1. 経営戦略との整合性をはかる
8 ソフトウエア・パッケージ、開発業者の選定評価方法
9 自動化の推進とITツールの選定――費用対効果による比較
10 物流情報システムの活用とコストダウン評価手法
  1. SCMにおける物流情報システムの特徴と機能を理解する
  2. 注文管理システム(OMS)の特徴と機能を理解する
  3. 倉庫管理システム(WMS)の特徴と機能を理解する
  4. 輸配送システム(TMS)の特徴と機能を理解する
  5. 物流情報システムの導入・構築によるコストダウン効果測定技法
11 物流コスト算定ソフト・マニュアルを活用したコスト分析
  1. 物流コストの要因を正確に捉える
  2. 割合、時間、回数、単価でコスト削減の可能性を探る
  3. 物流工程調査と分析結果の活用
  4. 分析によるコストダウン効果の検証と成果
第5部 30%超物流コストダウン実現の鍵を握る部門協力・全体最適戦略
1 部門連携による在庫削減への取り組み
  1. 在庫問題を解消すれば物流コストは劇的な削減効果を生み出す
  2. 物流部門では解決できない在庫過剰によるコスト問題
  3. 在庫削減実現への3つの部門協調施策
  4. 適正在庫の新しい考え方
2 利益極大化のための部門活動とは
  1. 販売戦略と物流活動
3 大型コストダウンプロジェクトによる劇的コストダウン
  1. 物流拠点の統廃合プロジェクトの推進とコストメリット
  2. アウトソーシングにおける留意事項
  3. 自社物流物件の売却、証券化によるコストダウン
4 部門協力による物流コストダウンプロジェクトの進め方
  1. プロジェクトワークのコツ
  2. 物流コスト30%超削減実現へのシナリオ・体制作り
  3. コストダウンプロジェクトの役割分担と期限の決定
5 通信機器メーカーA社の物流コスト30%超削減プロジェクト事例
  1. プロジェクト発足から組織化まで
  2. 事務局の役割と予定外の問題への対処
  3. プロジェクトの実施とコストダウン効果の測定


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