65歳までの雇用延長を義務づけた 改正高年齢者雇用安定法 対応実務マニュアル
佐藤 敦(さとう あつし)〔著〕
◆佐藤敦社会保険労務士事務所代表
1966年、神奈川県生まれ。佐藤敦社会保険労務士事務所代表。1990年明治大学商学部卒業。同年ライオン株式会社に入社、営業事業本部所属。2003年社会保険労務士試験に合格。2005年に神奈川県社会保険労務士会に正式登録後、独立開業。中小企業の人事労務に関する課題、潜在的な労使トラブルを未然に防ぐ提案を得意としている。これまでにも、労使トラブルから会社を守る就業規則の作成を多くの企業で実践している。並行して、2007年問題に向けての実務対応の研究に力を入れている。
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●発刊:2006年2月16日
●A4判・314頁・特製バインダー装丁
●定価52,500 円(税込)のところ
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4月1日施行。「65歳までの雇用確保措置を講ずること」が義務づけられました。日本国内すべての会社対象です。高齢者が在籍していない会社もその対象になります。
1 改正「高年齢者雇用安定法」を詳しく解説、さまざまな質問にお答えします!
2 法改正への対応として最も現実に即している
「再雇用制度」の導入マニュアルを掲載。即、役立ちます!
3 知らないと損!公的給付(在職老齢年金と高年齢雇用継続給付)の計算方法を完全解説!
4 最大限、公的給付を活用した「最適賃金設計(会社のコストが減って社員の手取り収入が多い)のやり方を公開

参考になります。すぐ使えます!
●再雇用制度規程(例) ●嘱託社員就業規則(例) ●労働条件通知書(例)
●制度対象者の選定基準を定める労使協定(例) ●再雇用契約書(例)
〔自社用にアレンジしてご自由に使っていただいて結構です。MS-WORD形式にて保存〕

本書の特長と使い方

 
1
無用なトラブルは避けたいものです。しっかり準備しましょう
    改正高年齢者雇用安定法は65歳までの継続雇用を義務づけています。たとえ当分の間、60歳を迎える社員がいない会社であっても、雇用確保措置を講ずることが必要となります。これに伴って労使協定の締結、就業規則の見直し、再雇用制度の設計などの対応をとらなければなりません。
 
2
法改正への対応で最も現実に即している「再雇用制度」の導入マニュアルを掲載。即、役立ちます
    本書では改正「高年齢者雇用安定法」を詳しく解説し、さまざまな疑問にお答えしています。と同時に改正法への対応として最も現実に即した雇用延長制度といわれている「再雇用制度」の導入マニュアルを収録しています。「再雇用制度」の詳しい設計方法から再雇用契約の締結に至るまでの一連の流れを各社の事例を交えながら詳しく解説しています。
 
3
年金と雇用保険をトコトン活用してみませんか。「在職老齢年金」と「高年齢雇用継続給付」の計算方法を完全解説
    「再雇用制度」を設計するうえで、必ずリンクする問題が賃金制度です。再雇用後の賃金は、「在職老齢年金」と「高年齢雇用継続給付」を加味することが一般的ですが、その計算は複雑で分かりにくく、市販の書籍でも難解な部分にはあまり触れていません。本書では、難解な箇所も含めて、すべての計算式を掲載し、事例を交えながら、分かりやすく解説しています。
 
4
公的給付を加味した賃金設計を19パターンでシミュレーション。いちばん良いパターンを提示
    公的給付(「在職老齢年金」と「高年齢雇用継続給付」)の計算方法を理解したら、次は実践編です。今回は、再雇用後の賃金をいくらに設定すれば労使双方にメリットがある、つまり、社員の手取り収入ができるだけ多く、かつ、会社のコストをできるだけ減らすことができる賃金設定なのかについて、全19パターンのシミュレーションの中から最適パターンを探し出し、公開しています。
 
5
「再雇用制度規程」・「嘱託社員就業規則」などのモデルを掲載。CD-ROM(付録)に収録しています
    「再雇用制度規程」、「嘱託社員就業規則」、「対象者の基準を定める労使協定」、「労働条件通知書」、「再雇用契約書」のモデルをCD-ROMに収録し、付録としてお付けしました。これらは貴社でアレンジしてご自由にお使いください。

●主要目次

第1章

高年齢者雇用安定法改正の背景

足早に少子高年齢化の時代  ─2030年には3人に1人が60歳以上

厚生年金の支給開始年齢の引き上げ

第2章

高年齢者雇用安定法改正の内容とポイント

高年齢者雇用安定法改正─4つのポイント

65歳までの雇用確保が義務化へ(平成18年4月1日に施行)

1 65歳までの雇用確保が努力義務から義務化へ

2 65歳までの雇用確保措置

3 高齢者が在籍しない会社も対象になる

4 65歳までの段階的引き上げ

5 雇用確保義務の対象労働者

6 対象労働者選別の基準

7 継続雇用制度

8 高年齢者雇用安定法に違反した場合

9 再雇用後の労働条件変更

10 改正条文の内容

求職活動支援書の作成・交付の義務化

募集・採用についての理由提示

第3章

義務化された65歳までの雇用確保措置

4つの雇用確保措置

4つの雇用確保措置の特徴

1 定年の引き上げ

2 継続雇用制度の導入

  ●勤務延長制度 ●再雇用制度

3 定年の廃止

4つの雇用確保措置のメリット・デメリット

継続雇用制度に関するQ&A

第4章

法改正対応で最も現実に即している
「再雇用制度」─その導入マニュアル

再雇用制度を選択する理由

1 会社にとって必要な人材だけを雇用延長する

2 賃金額の大幅な減額を行なう

3 雇止めが可能な体制にする

再雇用制度導入の流れ

1 各種調査

2 対象者の選定

3 労働条件の設定

4 賃金制度の設計

5 雇用延長コースの設定

6 ライフプランセミナー開催

7 個別面談

8 再雇用契約締結

調査作業

1 人員構成調査・要員計画策定

2 社員ニーズのヒアリング

対象者の決定

1 対象者を決定する

2 原則は希望者全員の再雇用

3 基準を設けて対象者を選抜

4 現状における対象者の状況

5 基準設定の考え方

6 基準設定の条件

7 適切ではない基準

8 適切な基準事例

9 労使協定による基準設定の方法

  ●労使協定で基準を設ける ●労使協定の規定事例  

10 就業規則による基準設定の方法

  ●就業規則による基準設定のルール ●就業規則の記載事例
  ●既に就業規則で基準を定めている場合の取り扱い ●労使協定で基準を定めた場合の就業規則の取り扱い

11 継続雇用制度の対象者の基準に関するQ&A

労働条件の設定

  ●雇用契約期間 ●雇用上限年齢 ●勤務形態 ●業務内容 ●雇用形態 ●年次有給休暇
  ●就業規則の不利益変更に注意

賃金制度

1 現状における再雇用後の賃金制度

  ●雇用延長の最大の課題 ●再雇用後の賃金の変化 ●再雇用後の賃金の減額率

2 賃金の決定方法

  ●賃金決定方法 ●定年前賃金の反映有無

3 各賃金制度の内容

  ●定年前と同額にする方法 ●低率の減額率を乗じる方法 ●支給総額を一定にする方法
  ●個別に賃金を設定する方法 ●職務難易度別・コース別に定額とする方法 ●全員一律に定額を設定する方法

4 公的給付を活用した賃金設定

  ●在職老齢年金・高年齢雇用継続給付を活用する ●在職老齢年金・高年齢雇用継続給付の活用効果  

  ●公的給付を活用した賃金設定の問題点

5 定年前にコースを複線化する

  ●定年前のコース複線化とは ●定年前のコース複線化の流れ ●企業事例

6 再雇用者の賃金体系

7 賃金設計上の注意点

  ●職務内容が同じ場合の注意点 ●公的給付を活用する場合の注意点
  ●定年前に減額を実施する場合の注意点

8 退職金の取り扱い

雇用延長コースの設定

1 選択可能な複数のコース設定

2 企業事例

  ●「勤務体系」別に複数コースを設定 ●「職務遂行能力」別に複数のコースを設定
  ●「早期転籍」コースを併設 ●「転職支援」(アウトプレスメント)コース併設

ライフプランセミナーの開催

個別面談・条件提示

10雇用契約の締結

第5章

「再雇用制度」の導入事例

55歳からコースを複線化した会社のケース

受け皿会社として人材派遣会社を設立した会社のケース

勤務形態別に複数コースを設定した会社のケース

第6章

年金と雇用保険を活用しよう!
在職老齢年金・高年齢雇用継続給付の計算方法

在職老齢年金と高年齢雇用継続給付の計算方法の理解が求められる

在職老齢年金(働きながらもらえる年金)のことをよく理解する

1 在職老齢年金とは

2 総報酬月額相当額

3 基本月額の一律20%カットの廃止

4 60歳代前半(60歳〜65歳未満)の在職老齢年金の計算方法

5 60歳代前半(60歳〜65歳未満)の在職老齢年金の計算事例

6 在職老齢年金が全額支給停止になるケース

7 60歳代前半(60歳〜65歳未満)の在職老齢年金早見表

8 60歳代後半(65歳〜70歳未満)の在職老齢年金

9 70歳以上の在職老齢年金

高年齢雇用継続給付をよく理解する

1 高年齢雇用継続基本給付金とは

2 支給対象月

3 支給条件

4 支給限度額

5 高年齢雇用継続基本給付金の計算方法

6 高年齢雇用継続基本給付金の計算事例

7 支給率早見表

8 高年齢雇用継続基本給付金の支給額早見表

9 高年齢雇用継続基本給付金の支給申請手続

在職老齢年金と高年齢雇用継続給付の併給調整

1 在職老齢年金と高年齢雇用継続給付の併給調整

2 併給調整の計算式

3 併給調整の計算事例

4 計算式早見表

第7章

公的給付を最大限、活用した高齢者賃金の設計
─社員も会社も良い最適パターンはどれか─

公的給付を活用した再雇用者の最適賃金設計(理解編)

1 公的給付を活用した最適賃金設計のしくみ

2 公的給付を活用した最適賃金設計の効果

公的給付を活用した最適賃金設計(事例解説編)

公的給付を活用した最適賃金シミュレーション

  ●最適賃金シミュレーションの結果と分析

第8章

知らないと損する
高齢者雇用に関する年金の基礎知識

60歳代前半の老齢厚生年金

加給年金

受給資格期間の短縮特例

年金の繰り上げ受給

老齢給付の保険料

パート・アルバイトの社会保険(厚生年金+健康保険)

第9章

知って得する
高齢者雇用に関する雇用保険の基礎知識

高年齢者雇用に関連する法律の定め

1 高年齢継続被保険者

2 免除対象高年齢労働者

3 雇用保険被保険者資格の要件

4 一般被保険者の基本手当

5 60歳代前半の老齢厚生年金と基本手当の調整

高齢者雇用に関係する助成金

1 継続雇用制度奨励金 第1種1号

2 特定求職者雇用開発助成金

3 試行雇用奨励金

第10章

即、使える[各種]規程・契約書などのモデル

再雇用制度規程(例)

嘱託社員就業規則(例)

制度対象者の選定基準を定める労使協定(例)

労働条件通知書(例)

再雇用契約書(例)

参考資料

高年齢者等の雇用の安定等に関する法律



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