●事務部門リーダー(部長様、課長様)必携の〈新時代対応〉実務手引書!
診療報酬マイナス改定時代の病院事務部門リーダー業務ハンドブック
行本 百合子(ゆきもと ゆりこ)[著]
●淀川キリスト教病院クオリティ管理室室長
1948年生まれ。73年より淀川キリスト教病院に勤務。薬剤部、事務部用度係、医事課を経て、97年、用度施設課へ異動。医療機器、医療材料の他、建設設備管理の合理化に力を発揮。2001年から現職。現在、医療の質の向上のためのシステム構築や経営戦略の立案・管理、コストの適正化など幅広い業務に取り組んでいる。著書に「病院事務職員の仕事必携実務ハンドブック」(共著、小社刊)がある。
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●発刊:2003 年3 月7 日
●A4判・377 頁・特製バインダー装丁
●定価52,500 円(税込)のところ
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本書の特長と使い方

 
1
うまくいった対策、効果が上がった方法など、貴重な実務情報がたくさん得られます
    医療に対する患者のニーズが高まる一方で、病院の収入源である診療報酬は引き下げられました。厳しさが増す環境下、事務部門を率いるリーダーの病院健全経営への力量が問われる時代に突入しました。本書は、新しい事業計画に積極的に取り組む一方、収支バランスがよい民間病院としてつとに有名な淀川キリスト教病院(大阪市)の現職の中堅職員である著者が、実際の病院の現場で試行錯誤を繰り返しながら効果を上げたやり方、意外に気がつかない盲点、他の病院でもぜひ採用してみたらよい対策などを詳細に解説しているものです。
 
2
総務、人事、用度、経理、医事、施設など事務部門を構成するどのセクションの方にも役立つ内容です
    本書は、事務長様をはじめ、病院の事務部門を構成する総務、人事、用度、経理、医事、施設といった部署のリーダーの方にぜひお奨めいたします。業務を進める上で大変役に立つ細部にわたった実務情報が満載です。
 
3
データを混じえ説得力のある内容に仕上がっております
    本書の内容は、事務部門の現場で繰り返し試行錯誤を経ながら進めてきた事柄ですから、より具体的な記述になっています。説得力を増すために現場で得られたデータも織り混ぜながら解説しています。
 
4
本書から病院で実際に使われている各種書式・フォーマットがたくさん入手できます
    以下の主要目次をご覧ください。そこに掲げてある書式・フォーマットがいっぺんに入手できます。こうした書式・フォーマット類をまったくゼロから作るのは大変骨が折れることを経験してはいませんか。これらを下敷きにすれば新たに作成するのにも、また自院のものを再設計するのにも楽にできます。

主要目次
第1章 事務職員ができる健全経営への貢献
1 コストの効率化
 
気がつかない盲点や誤解にも触れながら、実践してきた具体的な取り組み、そして成果が上がった対策などをここでは詳細に書いています。事務部門のリーダーの皆様にとっては貴重な情報が得られます。
(1) 病院経費の贅肉(無駄)を見つける
(2) 無駄の例1「デッドストック」
  ● 診療材料の定数配置の数量はうまく稼動しているか
  ● 診療材料の定数配置以外の材料管理に盲点はないか
  ● 調剤しない薬品(処置などに使う)の管理にも気配りができているか
  ● 消毒薬の定数稼動と効果の検証は万全か
  ● 造影剤の稼動数の相互確認をしているか
  ● 高額医療機器は眠っていないか(稼動状況は良好か)
  ● 印刷物の定数管理・定量管理は過剰ストック防止につながっているか
(3) 無駄の例2「請求漏れ」
  ● 実践した診療行為の請求は漏れていないか
  ● 実践しなければならない診療行為は実践できているか
  ● 診療報酬に包括される検査などを二重三重に実施していないか
(4) 無駄の例3「高い購入価格」
  ● 見積方法が形骸化していないか
  ● 購入方法について業者とよく協議しているか
  ● 発注量に問題はないか
(5) 無駄の例4「人件費(時間)」
  ● 職員の時間の効率化目標は明確か
  ● 業務内容の整理分担ができているか(今、業務改革が求められている)
  ● 業務委託の進捗状態はどうか
  ● 業務マニュアルはできているか(他部署と重複した業務はないか)
  ● 他病院での業務実習の仕組みはあるか
(6) 無駄の例5「水光熱費」
  ● 不必要な電灯は点いていないか
  ● 冷房・暖房の温度は適温か
  ● 水光熱費の管理は工夫されているか
  ● 光熱費の契約は適切にされているか
2 効果の大きい予算管理の仕組み
(1) 予算額策定にはエビデンス(根拠)を
 ※コスト削減に効果がある「負荷率別電気料金契約」
(2) 定期的に予算管理の成果報告をしよう
(3) 活きた予算管理をしよう
3 毎年コスト削減挑戦目標を立てよう
(1) 物品管理の院内一元化に挑戦しよう
  ● 病棟看護部との信頼関係は一元管理の第一歩
  ● 手術部との信頼関係は一元管理の第二歩目
  ● 信頼関係の上で一元管理を完成しよう
(2) 最低在庫量管理に挑戦しよう
 ──必要なものを必要な量、必要な時に
(3) ディスポ化による人件費削減に挑戦しよう
  ● 感染防止について
  ● 医療事故防止について(使用機器、材料の面から)
  ● 人件費削減と収入増
4 病院目標・部門の方針により予算額を策定する仕組み
(1) 各科の特徴を活かす予算
(2) 各科の収入計画達成状況による予算額の修正──簡単な原価計算をする
5 病院職員全員で挑戦する水光熱費削減
(1) 施設リニューアルによる経費増対策
(2) 病院責任者の院内巡視の実施
第2章 病院の質向上への貢献
1 医療の質向上とリンクした医療機器管理
  ──中央機器管理
(1) 一般病院における臨床工学技士の役割
  ● 臨床工学技士法について ● 病院での臨床工学技士の働き
(2) 機器管理の方法
  ● シリンジポンプのメンテナンス例(臨床工学技士が担当しない場合)
  ● シリンジポンプのメンテナンス例(臨床工学技士が担当する場合)
  ※費用対効果試算例
(3) 機器台帳の活用
(4) 機器購入金額の費用削減
2 医療の質を数字で分析しよう
  ──急性期医療か慢性期医療か
(1) 入院期間と収入の関係を知ろう
(2) 診療科別入院期間分布を知ろう
(3) 手術の技術度評価の達成度は
(4) 診療科別の紹介率(紹介数)から地域の医師の信頼度を知ろう
(5) 救急患者数と救急車搬送数から救急対応度を知ろう
(6) 外来の収入状況、経営収支をみる
3 看護の質を数字で分析
  ──看護師の配置基準は患者さまに適正か
(1) 病棟別の看護度から医療の質を知ろう
(2) 病棟別看護量、介護量とその他業務の割合を知ろう
(3) 看護師のその他業務の効率化支援策を探ろう
4 経営の質を数字で分析
  ──生き残れる病院にしよう
(1) 入院・外来の1日当たりの単価は向上しているか
(2) 手術件数と収入は向上しているか
(3) 放射線の機器の使用効率は向上しているか
  ● CT(コンピューター断層撮影)、MRIの撮影件数は増加しているか
  ● CT、MRIの造影件数は増加できないか
  ● 放射線での手術件数は向上しているか
  ※診療報酬改正による放射線撮影収入への影響と増収計画
  ● 放射線機器の保守契約内容・費用は妥当か
5 外来診療内容を調査把握しているか
  ● 200床未満の病院の収入増のポイントは
  ● 内視鏡検査、内視鏡(経皮的)手術件数は向上しているか
  ※内視鏡室の簡易稼働率の算出例
6 職員の生産性は向上しているか
  ● 職員生産性向上戦略 ──各科医師一人当たりの収入を向上させよう
  ● 職員生産性向上戦略 ──病棟別看護師一人当たりの収入を向上させよう
7 医業収入は損益分岐点を越えているか
(1) 損益分岐点からみた採算改善の3つの方法
  ● 医業収入(売上)を伸ばすこと
  ● 変動比率を下げること ● 固定費を下げること
(2) 毎月の収入は資金繰り分岐点を越えているか
(3) 各科別収益性や病院全体の収益性はどうか
8 職員の職務満足度と質の向上は図られているか
(1) 職員一人ひとりが生き生きとしているか
(2) 職員勤続年数は長いか、短いか
(3) 職員研修会開催による職員の質向上
(4) 医師にも積極的に病院研修に参加してもらおう
  ● インフォームドコンセント研修の開催
  ● 医師を対象にした保険診療研修
(5) 事務職員の質向上
  ● 同規模・機能病院による合同経営管理研修
  ● 後継者育成研修 ● 課員交換実習研修
  ● 学会発表、出席は活発か ● 事務部階層別研修の実施
第3章 病院全体の効率化
1 リスクマネージメントへの挑戦
  ──全人的医療の提供ができるか
(1) リスクマネージャーは選任されて、役割が明示されているか
(2) ヒヤリハットの報告はスムースか
(3) 医療事故、過誤の分析と予防対策はできているか
(4) リスクマネージャーによる内部監査は行われているか
2 職員の目標管理制度を実施しよう
(1) 職員の目標管理制度への取り組み
  ● 目標管理制度は組織活性のためのツール
  ● 目標管理制度の前提として
  ● 目標管理制度の3つのステップ
(2) 各部門の数値による目標管理
  ● 医師の目標管理 ● 看護師の目標管理
  ● 放射線技師の目標管理 ● 薬剤師の目標管理
  ● 臨床検査技師の目標管理 ● リハビリテーション部門の目標管理
  ● 栄養士の目標管理 ● 事務部の目標管理
第4章 地域医療連携と広報活動のポイント
1 地域医療連携の推進は草の根運動
  ──紹介率アップ作戦
(1) 地域医療連携事務担当者を選任
(2) 地域の医師、薬剤師、歯科医師との研修会の開催
(3) 開放型病院の届出
(4) 紹介率アップには小児救急医療が強力な味方
  ※小児救急をそれぞれの時間帯に開業する場合の利益簡易試算
(5) 登録医制度の実施
2 地域医療支援病院の認定への挑戦
(1) 地域医療支援病院認定の効用について
(2) 逆紹介の重要性を全職員に深く認識させよう
(3) 地域医療支援病院承認の条件をクリアーしよう
3 救急医療推進の取組み
(1) 医療(医師)に関わる問題の場合
(2) 看護師に関わる問題の場合
(3) 救急隊員との関わり
(4) その他について
4 地域医療連携病院のマーケティング
(1) 連携医療機関開拓へのアンケート調査の実施
(2) 連携医療機関へのアンケートの調査実施
5 効果的な広報活動への挑戦
  ──効果のある広報誌を作ろう
第5章 これからの医療費抑制対策への挑戦
1 急性期病院の条件に挑戦
(1) 急性期入院加算の施設基準取得への挑戦
(2) 急性期特定入院加算の施設基準取得への挑戦
2 外来診療はどうすれば生き残れるか
(1) 外来を特化していく場合
(2) 外来を分離する場合
  ※外来分離した場合の試算例
(3) 初診、紹介、救急を中心とする場合
3 各病院の効果のある収入確保策
  ──持っている資源の有効活用
(1) 今持っている資源(人材)を十分活用しているか
(2) 人のために仕事を作っていないか
(3) 手術室の稼働率はどうか
(4) 病院の施設基準を把握しておこう
  ※主な施設基準と点数
第6章 第三者評価の必要性が強まる
1 日本病院機能評価認証取得への挑戦
(1) 認証の有無が診療報酬に影響
(2) 医療機能評価の新しい展開
  ● 病院管理者、幹部のリーダーシップについて
  ● 患者の権利と安全の確保について
  ● 適切な診療・看護活動(ケアプロセス)の展開について
2 ISO9001認証取得への挑戦
(1) ISO9001とは何か
(2) ISO9001が病院にもたらす価値は
  ● 病院業務の標準化 ● 医療事故防止、医療の質の向上
  ● 継続的な病院業務の質向上
(3) ISO9001認証取得活動の実際は
(4) ISO9001取得活動の実務ポイントは
  ● 取得開始段階からの意識づけには、周到な準備をする
  ● 当該病院の現状に即した仕組みやマニュアルを作成する
  ● シンプルでスリムなシステムの構築をする
  ● ISO9001認定にかかる費用を確保する
  ● 審査登録機関を決める
(5) ISO9001の要求事項
第7章 知っておきたい施設基準と測定法
1 知っておきたい医療法による医療施設の設備基準概要
2 医療・福祉施設の施設基準に係る法令通知の分類
3 医療施設の設備基準の面積、廊下幅の測定法
(1) 病室・療養室・居室の面積
  ● 面積の測定範囲 ● 面積に算入可能な什器・備品
(2) 廊下幅の測定法


新たに作成する場合、または見直す場合、大変参考になります。
これら書式・フォーマット類がいっぺんに入手できます。
● 診療材料の使用状況に関する調査「アンケート用紙」モデル
● 高額機器稼動計画書モデル
● 機器稼動報告書モデル
● 新規(内容変更)印刷物作成申請書モデル
● 印刷物の方針検討表モデル
● 事務部業務量調票モデル
● 病院実習計画書モデル
● 病院実習報告書モデル
● 病院実習評価報告書モデル
● 科別成果計算表モデル
● 施設基準算定該当手術件数状況調査報告書モデル
● 救急室稼働状況調査表モデル
● 科別稼動額表モデル
● 診療報酬改定影響率計算書モデル
● 業務量調査の調査票(看護師用)モデル
● CT稼動推移表モデル
● MRI稼動推移表モデル
● 放射線手術月次報告書モデル
● リニアックの収支計算モデル
● 医師人員増による収入増計算書(眼科)モデル
● インフォームドコンセント研修のスケジュール例
● インフォームド研修テキスト例
● 事務用品使用状況表モデル
● 予算管理監査シートモデル
● 部門(部署)活動計画表モデル
● 年度計画月度報告書モデル
● 病・病連携のためのアンケート用紙モデル
● 逆紹介状(診療情報提供書)モデル


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