DPC時代に対応する 病院用度課業務完全マニュアル

淀川キリスト教病院 クオリティ管理室長
行本 百合子
(ゆきもと ゆりこ)〔著〕

1948年生まれ。73年より淀川キリスト教病院に勤務。薬剤部、医事課、用度施設課などを経て2001年から現在までクオリティ管理室長を務めている。2003年6月からは、同院の病院機能評価事務局の事務担当責任者として準備作業にあたり、認定に力を尽くした。2006年から医療マネジメント学会医療資材検討委員会委員。著書に「診療報酬マイナス改定時代の病院事務部門リーダー業務ハンドブック」「新評価体系による病院機能評価受審準備・対策便覧」(小社刊)などがある。

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●発刊:2006年7月13日
●A4判・285頁・特製バインダー装丁
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大転換期の今、用度課の新たな役割と業務内容を明示!

より質の高い業務へ―用度課のための唯一の業務完全マニュアル !


本書の特長と使い方

 

1

大転換期の今、用度課の「新たな役割」と「業務内容」を明確に提示

   

今、病院経営は時代の節目に立っています。医業収益の減少、競争の激化、コスト管理の徹底化、DPCの導入・拡大などに関心が集まるなか、物品を取扱う用度業務の重要性がさらにクローズアップされています。今、用度課に求められている役割とは何でしょうか。そして質の高い業務の内容とはどのようなものなのでしょうか。当マニュアルが明らかにしています。

 

2

実際の現場実務から編み出された優れたやり方を集大成しました

   

用度の現場経験を持つ著者が、実際の現場業務の中から編み出された効果的なやり方を、極めて実践的・具体的に解説しているのが特長です。

 

3

質を確保したコスト管理の基本・最新/業務知識が得られます

   

医業収益が圧迫されてきている今、質を確保しながら適切な医療サービスを提供していくためには、従来にも増してコスト管理への取組みが重要になっています。本書から用度課が取組むべきコスト管理の基本・最新情報が獲得できます

 

4

本書があれば用度課の業務の質が確実に高まります

   

用度業務ご担当者様、事務長や病院経営管理者の皆様にぜひお読みいただきたく本書が発刊されました。本書から用度課の業務の質がアップします。強い用度課をつくることができる唯一の業務完全マニュアルです。

 

5

実践的な書式フォーマット多数掲載 CD-ROM付き 仕事で明日から使えます

   

当マニュアルには、用度課の仕事をサポートする書式フォーマット類が多数掲載されています。これらはCD-ROMに収録、付録としてお付けしました。自院用にアレンジし使っていただいて結構です。


主要目次

第1章 用度課の業務内容と職員の知識パワーアップへの道

1. 取扱っている物品を整理する

2. 用度職スタッフの知識パワーアップは医療材料の正確な把握から

・医療材料の知識と事務職員

・医療材料の分類

・出来高制度とDPC制度の違いの例

 

第2章 病院内各部署での物品保管状況の把握と管理のポイント

1. 用度倉庫の物品管理

・医療材料の保管方法のポイントと適切な在庫量

・検査試薬の管理のポイント

・文具など事務用品の管理のポイント

・日用品の管理のポイント

・印刷物の管理のポイント

・医療用機器の管理のポイント

・修理機器の管理のポイント

2. 病棟の物品管理

3. 手術室(中央材料室)の物品管理

4. 放射線科の物品管理

5. 内視鏡室(内視鏡センター)の物品管理

6. 透析室の物品管理

7. 外来診察室の物品管理

8. 点滴処置室(化学療法治療室)の物品管理

9. 救急外来(救命救急センター)の物品管理

10. 薬剤部の物品管理

11. 検査室(生理検査、検体検査、病理検査)の物品管理

12. 栄養課の物品管理

13. リハビリテーションの物品管理

 

第3章 医療材料の「使用管理」の考え方とその実務

1. 「使用管理」の考え方と大事なポイント

・採用基準(採用ルール)について

・請求漏れを発見するルールについて

2. 特定保険医療材料の「使用管理」の例 ―正しく請求するための11のポイント―

3. 患者様から要望があった外科テープでみる「使用管理」の例

4. 定数配置品のケースでみる「使用管理」

5. 随時(要時)購入の場合、どのようにしたらうまくいくか

6. 各種インディケーターの継続管理について ―その内容と留意点―

・自動縫合器、吻合器のインディケーターの例

・輸液セットのインディケーターの例

・ディスポ鉗子のインディケーターの例

・ディスポパルスオキシセンサーのインディケーターの例

・循環器用医療材料のインディケーターの例

・診療科別医療材料供給の特徴を把握するインディケーターの例

・バーコードラベル不明解消のインディケーターの例

・在庫量のインディケーターの例

・事務用品1人当たり消費インディケーターの例

・薬品費インディケーターの例

 

第4章 用度課スタッフが知っておきたい「購入管理」の実務

1. 必要な物を最適価格(低価格)で購入する見積り作戦

・目的(使命)を持った、成果を生む見積り実施ノウハウ

・見積りの実施ポイント

2. 取引先業者の選定基準とは

3. 適切な量を計画的に購入する手順

・「購入管理」の基本―適切な購入量を計画的に購入する

・計画的に購入するための手順

4. 共同購入を実践するためのポイント

5. 事務業務の合理化についての考え方

・計画的な購入サイクルはどの位が適当か

・購入額と使用額の確認

・保険請求できる特定医療材料の購入の確認

 

第5章 どこにも負けない「供給管理」体制を築く

1. 適切な定数配置による供給業務を万全にするためにやるべきこと

・過不足のない定数品目数と配置量になっているか

・随時の供給依頼の回数はどうか

・配置場所の確認をしているか

・供給回数は適当であるか

・定数配置品目と配置量の見直しが定期的、また随時行われているか

・定数配置に工夫があるか

・定数配置一覧表が配付されているか

2. 長期休暇の場合、管理はどうしたらいいか

・長期休暇に対する準備のポイント

・長期休暇後の事後処理のポイント

 

第6章 医療材料「在庫管理」を徹底するための取組み

1. 在庫確認は定期的に行なう

2. 頻度別にみる在庫確認の手順とポイント

・在庫確認する部署、品目、実施方法を決める

・定期の在庫確認での重要なポイント

3. 棚卸後の対応

・使用期限切れ(間近)の対応

・棚卸金額から物品管理状況を知る

4. 回転数の計算例

 

第7章 SPDを成功させるために何が必要か

1. SPDサービスの内容について

・院外SPD

・院内SPD

2. SPDを採用する目的

3. 病院が期待する院外SPD

4. SPD業者の選定と契約

・選定の判断基準項目

・契約についての注意項目

・契約費用について

 

第8章 用度課職員の人材教育
―これからはスタッフの力量が「病院経営マネジメント」の鍵をにぎる―

1. 用度課員が持たなければならない、こんな力量

・物品の知識の習得

・物品のプロセス管理の習得

・情報収集・分析業務の習得

・業務改善策立案の習得

2. 用度課職員は感度の良いアンテナを持とう

・部署を異動すると新しいアンテナができる

・他病院で実習を行なう

3. 経営者としての視点をもつということは

4. DPC時代、用度課スタッフの力量が「病院経営マネジメント」の鍵をにぎる

 

第9章 DPC時代に用度課に求められる情報

1. 疾病別材料使用量と使用金額および患者別 材料使用量と使用金額

2. 他病院との疾患別、患者別比較(ベンチマーク)

3. 診療科別医療材料使用量と使用金額

4. 適正使用量の把握

5. 診療サービス時間の短縮

6. 感染予防の効果

7. 医療事故予防の効果

 

第10章 患者様のニーズにいかに応えていくか

1. 情報開示(医療材料の透明化)、クリティカルパスへの対応

2. インフォームドコンセント(材料の選択)について

3. トレサビリティ(追跡調査)と臨床評価

・トレサビリティ(追跡調査)

・臨床評価

 

第11章 用度課が使う各種インディケーターの例

〈例―1〉 医療材料管理インディケーター

〈例―2〉 医療材料管理インディケーター(請求不可・可)

〈例―3〉 定数供給状況インディケーター

〈例―4〉 特定保険医療材料請求インディケーター

〈例―5〉 適正在庫インディケーター

〈例―6〉 自動縫合器、吻合器インディケーター

〈例―7〉 輸液セット・インディケーター

〈例―8〉 ディスポ鉗子インディケーター

〈例―9〉 ディスポパルスオキシセンサー・インディケーター

 

用度課スタッフの仕事をサポートする各種フォーマットを収録

CD-ROM付き ※自院用にアレンジしてご自由にお使い下さい

・処置行為に対する使用医療材料管理表

・医療機器管理台帳

・特定保険医療材料の使用と請求状況確認表

・使用確認アンケート調査票

・特定保険医療材料/品目別購入価格比較検討表

・特定保険医療材料/品目別利益比較シミュレーション表

・バーコードラベル不明調整状況管理表

・バーコードラベル単位不明調整状況管理表

・事務用品使用状況報告書(部署別)

・使用期限切れ間近の品目/対応・管理表

・使用期限切れ品目/対応・管理表

・物品使用状況調査表(診療科別・月別)

・物品の総使用量と購入金額調査表(診療科別・月別)

・医療材料の購入額推移

・医療材料:請求不可の購入額推移

・医療材料:特定保険医療材料の購入額推移

・自動縫合器・吻合器使用状況管理表

・自動縫合器・吻合器使用・請求調査表

・自動縫合器・吻合器加算推移(○○年度)

・輸液セットの供給本数の推移(○○年度)

・点滴注射・中心静脈注射の請求件数・請求金額の推移(○○年度)

・医事課請求金額と用度供給金額の比較

・用度購入額と使用額の比較



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